ベてるな日々Archive

降りてゆく生き方6

そうこうしていて7時過ぎ、向谷地生良さんが電話を下さった。羽田空港から新千歳空港に到着され2階のエレベーターの横で待っているとおっしゃった。急いで行くと向こうから向谷地さんが手を振ってくれた。黒の高そうなコートがとても似合っていた。しばら...
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降りてゆく生き方5

7日目、私は睡眠時間が5時間程で朝7時位に目覚めたので朝御飯のトーストを焼いて口にほおばりまた名古屋駅にあるタリーズコーヒーに出向いた。やはり朝の店内はがらがらであった。パソコンを机の上に置き椅子に腰掛ける。3日連続で来たが居心地は良い。...
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降りてゆく生き方4

浦河べてるの家は「狂気内包性の共同体」と呼ばれる。そこで幸せに暮らす精神障害を持つ当事者に対しては「精神障害者が仲間と連帯して自己の組み換えに成功した姿」と専門家の方々はおっしゃっている。掴み取った幸福感覚が精神障害をきっかけにしている事...
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降りてゆく生き方3

移動を終えた次の日に両親と3人でお墓参りをし、3日目は外食をした。平日になってからは、なるべく名古屋駅の様な盛り場に敢えて行く様に心掛けた。5日目、私は朝6時半頃に眼が覚めたので名古屋駅の西口を出た所のビックカメラの横にあるタリーズコーヒ...
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降りてゆく生き方2

さて、我々統合失調症の当事者に現れる症状の一部を紹介する。急性期の症状ではないので新たな発見があるかもしれない。年が明け、私は普段は行かない、精神科ではない病院に掛かる機会があった。そこで1時間半程待ったにもかかわらず、掲示板に番号が出な...
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降りてゆく生き方

雪降る町を眺めて胸が躍るのは、北国に住み慣れてきた証拠であるか。大晦日、私達はべてるの家で夕御飯を戴き紅白歌合戦が始まる直前にカフェぶらぶらに移動した。カフェぶらぶらは普段は日中開店されているレストランであったが、大晦日は普段と様子を変え...
べてるな日々

緩い白い巨塔

浦河ひがし町診療所で川村敏明先生に診察して戴いている。私は前日の睡眠時間が10時間を越え、ゴムであった。新患の方が入っていたんだろうが、1時間半位待っただろうか。川村敏明先生に診察して戴く事になった。「薬、出して終わり」「ちょっと、待って...
べてるな日々

プロジェクトX

JR日高線は苫小牧駅から鵡川駅を結ぶJR北海道の鉄道路線である。令和3年4月1日に鵡川駅から様似駅までが廃線になり、車がない場合はバスを利用するしかなくなった。私が「おけいちゃん食堂」まで通う途中に、浦河駅という廃線になったJR日高線の駅...
べてるな日々

「良い苦労をする」って何?

べてるの家の小川和加子さんに言われた言葉を、今でも憶えている。「苦労はしなくても駄目だけど、し過ぎても駄目なんだわ。だから、難しいんだわ」苦労して働いて、生活をしている人達を目の当たりにして、「もっと楽して生活している人、居るじゃん」と思...
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ブログ開始

これからのブログをお楽しみに。べてるの日常を記録しました。
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