ばらばら昆布の検品

べてるな日々

11月20日(水)、ばらばら昆布の検品の作業が行われた。私の前に座ってくれたのは今泉牧子さんであった。今泉牧子さんは一生懸命、ばらばら昆布の検品の作業をした。昆布作業をする部屋には音楽が流れていた。私は無言で今泉牧子さんと送迎の寺谷さんが会話をしているのを眺めながら、ばらばら昆布の検品の作業をした。今泉牧子さんが会話のリーダーであった。今泉牧子さんが喋っている間、私は朝方、見た夢を思い出していた。私は名古屋市に居て、大学受験をする決意をする。受験するのは、名古屋市にある大学か札幌市にある大学である。それと並行して、化学検定1級も受験する事にした。名古屋市にある書店でケーキを食べて、コーヒーを飲んで、化学の勉強をする。その後は、ジムに行って身体を鍛える。しかし、目覚めると、私は浦河町に居て、現実に待っていた仕事は、ニューべてるというスラムの様な所での昆布の袋詰め作業であった。化学検定1級を目指すよりも、ばらばら昆布の検品作業をやっていた方が良いのだろうか。ばらばら昆布の検品をやりながら、会話をして、今泉牧子さんと送迎の寺谷さんから元気をもらった。「浅野君も頑張っているんだね」というメッセージが嬉しかった。「昆布作業をやって金を稼いだ方が良いわ」しかし、名古屋市に居たら、書店でケーキを食べて、コーヒーを飲みながら、化学の勉強をしていたかもしれない。最近は、そういう夢ばかりを見る様になった。

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