７日目、私は睡眠時間が５時間程で朝７時位に目覚めたので朝御飯のトーストを焼いて口にほおばりまた名古屋駅にあるタリーズコーヒーに出向いた。やはり朝の店内はがらがらであった。パソコンを机の上に置き椅子に腰掛ける。３日連続で来たが居心地は良い。右手には東京方面と大阪方面に行く新幹線が交互に乗り入れている。ＪＲタワーがその後ろにそびえ立つ、名古屋駅の西口である。名古屋市に居るのは後１日である。３日連続で来たので明日はゆっくり家で休養を取って浦河に向かう。真冬は風邪が萬栄するが温かく迎えて下さる。 ９日目、私は朝６時頃に眼が覚めた。いよいよ北海道へ戻る日がやって来た。名古屋市に来る時は非常に緊張していたが、北海道に帰る時はリラックスしている。だいぶ休養を取ったお蔭でもある。昼の１２時１０分の飛行機なので、家でゆっくりする事も出来たが中部国際空港であまり忙しくしたくなかったので８時半頃出発した。寂しい別れで父親と母親の温かい笑顔が心に染みて仕方なかった。北海道に引っ越してから帰省の際、最後の日に必ず訪れる光景でもある。いつも胸がいっぱいになる。実家から歩いて西へ１キロ、最寄りの地下鉄駅に辿り着いた。日曜日の朝であったので人は居なかった。切符を買い改札をくぐる。電車を乗り継いで名古屋駅に着いたがあまり人は居ない。名鉄乗り場に行くと１０分位で中部国際空港行きの特急電車が滑り込んで来た。乗り込んで電車に揺られる事４０分、中部国際空港に到着する。飛行機のチケットを受け取るとまだ１０時半であった。ゲートを抜けるのはもったいなかったしわざわざ朝、家でゆっくりせず早目に出てきたのである。飛行場で待つ時間をどう過ごすかは大切なテーマでもある。２階のスカイデッキに行き往来する飛行機を写真に撮ったりした。スターバックスがあったのでカプチーノとハムサンドを注文して空いている机に置き椅子に腰掛けた。行き交うお客さんの中には外国の方々が目立っていた。１１時２０分頃、１階に行きゲートをくぐる。出発まで３０分、北海道は雪が降っているだろうか。今日は浦河教会では礼拝が行われているはずである。礼拝に集まって来るメンバーは全員が統合失調症を抱えながら生きている。次第に身が引き締まるのを感じた。飛行機で１時間４０分、新千歳空港に到着。偶然にも東京から帰るところで、新千歳空港から浦河に行く日程が重なる向谷地生良さんが送って下さるという事になっていた。２時半位に電話を掛け時間を尋ねると７時位まで待つ様に言われる。４時間半は長いが飛行場で待つのは大切な課題でもある。新千歳空港は１階が到着のフロアでＪＲ乗り場に繋がっていたりバス乗り場がある。食事は基本的に３階で取れるが到着した時、私はいつも１階で食事をする様にしている。中部国際空港から着いた時はいつも入る雰囲気が良くて安く食べられるお店があった。私は迷う事なくそのお店を探したが今まであった所に見当たらない。仕方ないので吉野家を見つけて牛丼の大盛りと卵、お新香を注文した。吉野家は中学生の頃から入った事があったのでファーストフードの中では一番好きなお店である。高校時代に厳密には校則に触れているのだが、先生方も黙認でお昼御飯は学校の外に出て吉野家に入ったりしていた。高校２年生までは決して真面目な生徒と呼べる感じではなかった。吉野家を出た後、私は４階のオアシスパークに行き２階の広いフロアを見渡せる場所にある机を見つけて椅子に腰掛けた。スーツケースを持って往来する旅行客やビジネスマンを見渡せる場所を確保しパソコンを取り出した。しかし時間を持て余した。３階のフードコートに行き３００円できつねうどんを注文し広々としたテーブルに置き、椅子に腰掛けた。夕方のフードコートは家族連れが目立っていた。私はゆっくりとうどんをすすった。
たんぽぽコーヒー極上30パック×2個 たんぽぽ茶 国産(国内生産) 授乳中のママ必見ノンカフェインタンポポコーヒー 安心ポーランド産・農薬不使用・放射性物質検査済み・ハイクラス・たんぽぽ堂
コメント