名古屋市の愛知県庁の傍で、毎日、満員電車に揺られて職場に行って、大変な思いをしても、病気になれば、それまでである。そんな損な人生は選択したくない。名古屋大学理学部生命理学科よりも私立大学歯学部の方が上だから、分からないものである。地下鉄名城線に名古屋大学駅が出来て、環状線になる前、本山の駅で降りて、左側が名古屋大学で右側が私立大学歯学部で、私は私立大学歯学部の学生であったから屈辱で仕方なかったが、逆になるのである。そういう大人の知恵を知る事である。愛知県に行くと、ある友人がそうであったが、最初は就労継続支援B型作業所に通って、「A型作業所に通おうかなと思ったりした」様子であったが、一宮市まで数回会いに行ったが、電話番号を代えられて音信不通である。精神病院に入院しているんじゃないだろうか。統合失調症2級の場合、それが相場である。浦河町は福祉制度が整っているから、統合失調症の人が地域生活を送るには良いのだと思う。名古屋市に帰ったら、多分、医療保護入院になって、精神病院から出て来られないだろう。飛行機代は片道1万8千円、CDウオークマンは5千5百円、コンタクトレンズは2千5百円。そんな事を考えながら、仕事に忙殺されるという生活は悪くない。ただ、「女性関係が死ぬ」という副作用は否めないが、「仕事に忙殺されている誇りを持った統合失調症の当事者」という意味で、浦河べてるの家は良いのではないだろうか。大人の知恵というか、社会の裏技である。東京第二弁護士会の森田貴英さんが言っていた。「そっち側に救いがあると確信しているんですよね」降りてゆく生き方のススメである。
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