統合失調症は遺伝子疾患だから、アルツハイマー病や鎌形赤血球貧血症と同様に治る時代が来るはずであった。ヒトゲノム計画が終了したのが、２００３年であった。高校時代に通っていた塾の数学だけ一番上のクラスに受かってしまったが、数学のＨクラスは、５０点で東京大学理科一類・二類の合格点。７０点で慶応義塾大学医学部の合格点。８０点で東京大学理科三類の合格点という世界であった。テストゼミの一回目の成績が９点で、二回目の成績が１２点であった。高校３年生の一学期のラストのテストで、Ｈクラスに受かってしまったから、夏学期の前期のテキストのタイトルは、「東大図形数学」であった。微積を中心に東大の問題ばかりであった。夏学期の後期のテキストのタイトルは、「理系数学上級演習」であった。その問題は私には分からなかった。物理なんか問題の出典を見たら、「東京大学後期日程」と書かれているではないか。そんなの関係なく、立命館大学理工学部とか、そういうレベルの問題集を買ってやるべきであった。野球のバッティングの問題の解説を聞いていると面白いなと思っていたが、出典を見ると、「慶応義塾大学医学部」と書かれているではないか。解説を聞いていると、何とか分かるから、不思議であった。その位の問題が解けるレベルが求められた。東京医科大学医学部の問題とかは、解説なしで、自力で解いて下さいという感じであった。
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