９月１６日（金）、午前８時２０分にニューべてるに行き、朝ミーティングが始まるのを待った。ボーッと待つのは辛い、というか出来ないから、物理の教科書を読む事にした。ニューべてるの階段を１階から２階へと上がり、左の部屋で、セブンイレブン浦河築地店で購入した、鮭の入ったおにぎりを食べながら、職員の朝ミーティングが終わるのを待つ。間もなく、職員が部屋に入って来る。「ミーティング、終わりましたー」部屋を出て、事務所に入る。総務課の人達は、爽やかに仕事を始めようと、コミュニケーションを取り、パソコンに向かう。職員の人達は、全員がパソコンに向かっている。時刻は、まだ、午前８時５０分。朝ミーティングが始まる午前９時３０分までは４０分もある。寝不足で意識が何処かに行っている時だと、ボーッとしていられるんだが、そうでないと、ボーッとしているという事が出来ない。見た感じ、どう見えるかという事は、さておき、とにかく、物理の本を読んでいた。すると、あるべてるメンバーが右横の椅子に座ったので、話し掛けた方が良いのか、迷う所であったが、いきなり、絡まれるのが怖かったのと、コミュニケーションを取る気力がなかったので、物理の本を読んでいた。そのべてるメンバーは、席を立って、座る席を出入り口のドアの方に移った。総務課の人達の方を、見ていて、イライラしている。物理の本を、私が読んでいたので、それに反応してイライラしているのかな。「治ったんだったら、帰せ」何？そう言ったんだか、言っていないんだか曖昧であったが、小声で言われた様な気がした。そんな事、何で言うんだ。名古屋に帰れとか東京に引っ越せとか、そういう類のメッセージは、べてるメンバーから、ずっと、言われて来ているので、もう腹が立った。傍からどう見られているか知らないが、物理の本を読んでいないと、待っていられなかった。日本語の本は、殆ど、読めないから、部屋に帰っても、干からびるだけである。事務所の入口から入って、右側にあるエレベーターが開いた。早坂潔さんが事務所に入って来た。あるべてるメンバーと握手をして、「おはようございます」。もう一人のべてるメンバーとも握手をして、「おやようございます」。その横に座っていた私はシカト。そのまま女性職員とお喋りをしている。最近、ニューべてるで、「おはようございます」とか言われて、祈祷会が終わった後にも、「お疲れ様でした。お休みなさい」と言われた。それまで、ずーっと、１０年以上、早坂潔さんに挨拶はしてもらえなかったから、向谷地さんに言われたか、弱って来たか、圧力でも掛かったのかなと思っていた。あるべてるメンバーが言っていた言葉を思い出した。「私にも、突然、優しくなったんですよ。だから、逆に、また、突然、変わるんじゃないかと思って不安なんですよ。突然、冷たくなるとか」その通りである。どういう経緯で、突然、挨拶をする様になったか分からなかったが、べてるメンバーの推測通り、また、シカト。情緒不安定なんだろうか。正面の入口から木林美枝子さんが入って来た。「めっちがあっちゃんとやりあってさ。めっちから仕掛けたんだけどさ。あっちゃん、血が出ていたんだわ」私の左斜め後ろでめっちという人は安堵の表情で座っている。もう何なんだ！あるべてるメンバーがマイクを持って、独演会を始めた所で、行き場のない怒りがピークになった。トイレに行く途中で、あるべてるメンバーの肩をポンと撫でた。独演会がエスカレートする。私はトイレで小便をしたが、怒り治まらない。トイレから戻る時に、そのべてるメンバーの肩を、もう一度、ポンと撫でた。独演会が続いていたが、途中で止まった。怒りは伝染する。ニューべてるのメンバーは全体的に殺気立っていた。金曜ミーティングの後に、べてる祭りのぱぴぷぺぽ楽団の練習が午後３時まであると、ホワイトボードに書いてあったが、私はいちご作業が終わったら帰る事にした。金曜日だから疲れていたんだが、追い込まれた時にでも、爆発をするとアウトである。朝ミーティングと掃除をして、いちご作業をして、午前中に帰るという事を一週間、続けるだけでも、週末になると疲れて来るという事が分かった。仕事が軌道に乗っている時ほど、爆発してしまったりする危険があるという苦労のパターンがある。後で分かった事だが、べてるメンバーは「治ったんだったら、帰せ」とは言っていなかった。幻聴という訳ではないが、そういう風に言われた様な気がするという勘違いであった。ストレスを溜め込んで、小出しに出来なくて、爆発してしまうという苦労のパターンが分かって来た。ニューべてるで当事者研究をする機会があったら、この辺りの苦労のパターンを発表したい。
苦労のパターンの解明
べてるな日々
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