４月１５日（土）、夜は一睡も出来ていなかったが、ニューべてるが開所であったので、アパートから歩いて向かった。ニューべてるの２階に行くと当事者スタッフの人（統合失調症や双極性障害を抱えながら、一日７時間労働をしている人）が仕事をしていた。「今日は、皆でパセオに行きます」午前１０時３０分から、皆で食糧雑貨店のパセオに向かった。朝ミーティングが終わり、掃除が終わり、１．０時間を付けて、４００円を稼いでからパセオに向かった。「皆様、１０分程致しますと到着致します」べてるの職員の人は、飛行機の客室乗務員の人の様であった。到着すると、統合失調症の人と知的障害の人が衣料品店のサンキに直行したので付いて行った。左奥にトランクスが売っていたので、ＸＬのトランクスを買う事にした。トランクスは２枚で６００円と安価であったので、ショッピングを楽しむ事が出来た。統合失調症の人と知的障害の人は鞄を選んでいた。韓国のアイドルグループのＫＡＲＡの音楽が流れて来た。前日、私は一睡も出来ていなかった。ＫＡＲＡの曲を聞いていたら、気分が良かった。パセオに入って行って、お菓子を買おうかなと思ったが、２００円でもお金が勿体ない程の金欠であったので、何も買えなかった。パセオに入って行って、座っていられる椅子があった。統合失調症の人達や知的障害の人も座った。障害者の地域移行である。そこに居た人達は、普通なら、精神病院の中で一生、強制入院をしていなければならない人達である。浦河町民の人達に混ざって、地域で自信満々で暮らしている。私も、皆と一緒にパセオに居た。格好良いから注目されたんだろうか。それとも、「べてるは町から出て行け」と思われただろうか。ニューべてるに居た時に、別の統合失調症の人と話をした。「昨日、何してました？」「映画のミッションインポッシブルを観ていたね」統合失調症の人達は、「テレビから幻聴が聞こえます」と言ったりするが、その人はテレビから幻聴が聞こえるという事はなかった。
衣料品店「サンキ」でショッピング
べてるな日々
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