あんた、インディーズで良いのよ!

べてるな日々

9月28日(水)、昨晩は10時に眠りに落ちていたので、午前7時20分のアラームの音で爽快に目覚める事が出来た。夜の8時を過ぎた頃に、寝る前の薬を飲まないと、妄想が一杯になって、大変であったので、その位の時間に、寝る前の薬を飲む様に心掛けていた。昨晩は、すぐに眠れて、朝まで、ぐっすり睡眠を取れた。起床して、顔を洗って、口を濯いだりして、コンタクトレンズを付けて、朝御飯はセブンイレブンで購入した麻婆丼を食べて、服を着替えた。午前9時に、べてるの職員の星野さんが、アパートまで迎えに来る事になっていた。暇だったので、本を読んでいると、iPhone6が鳴った。「もしもし、星野です。着いたので、降りて来て下さい」時計を見た。9時22分。22分の遅刻。新人職員という事で許す事にする。星野さんが車の運転手席に座っていたので、私は助手席に乗ろうとした。「後ろに座って下さい。助手席は乗る人が居るので」イラッとしたが、一緒に行くメンバーさんに安心していた。「こんにちは」女性のメンバーさんに挨拶をすると、挨拶が返って来た。「おはようございます」朝の挨拶は「おはようございます」だ。咄嗟に適切な挨拶の言葉が出て来なかった自分を恥じた。女性のメンバーさんは綺麗になったので、昔のイメージを持っていると失礼だろうか。男性のメンバーさんを助手席に乗せて車は走る。男性のメンバーさんは一方的に星野さんに話し続ける。女性のメンバーさんは無言。私も無言。ずっと、車が国道を走って、静内が近づいて来た頃に、私も何か喋らないと、ストレスが溜まって来ていた。星野さんに話し掛けた。「星野さん、コンビニ、寄れます?」「・・・えっ?」何故、戸惑ったのか不明であったが、草食系の集まりで、それ故に安心出来ていた。星野さんは、27歳と若いんだから、もう少し、ヤンチャでも良いんだが。「しずない皮フ科クリニックに車を止めてからでも良いですか?ローソンがあるから」それだと、しずない皮フ科クリニックで降りてから、歩いて、ローソンまで行く事になる。「セブンイレブンとローソンが向かい合っている所がありますよね?あそこのセブンイレブンでジュース、買いたいんですよ」「良いですよ。トイレも済ませましょ」車はセブンイレブンの駐車場に入って止まった。メンバーは3人共、セブンイレブンに入った。ドリンクコーナーでアクエリアスを一本、手に取って、無人のレジに持って行く。「すいません」無視された。コンビニの接客なんて、こんなものか。隣のレジが空いた。「150円になります」500ミリリットルのアクエリアスに150円って、お金を捨てる様なものだ。しかし、勝負の前はコカ・コーラは飲めない。しずない皮フ科クリニックに行って、レントゲンを撮って、血液検査をして、「皮膚の病気です」と言われるというシナリオを想定すると、気を緩める訳にいかない。しずない皮フ科クリニックの駐車場に車を停める。中に入ると、ガラガラであった。保険証と、昔、受診した時の残骸の様な診察券を受付に出すと、問診票が手渡される。問診票に記入する。「右肩がケロイド状になった」大袈裟に書いておいた。もっとケロイドの状態が酷かったが、自然治癒能力で治って来ている事は書かなかった。「正面と背中に発疹が出来ている」この発疹は、全く、気にしていなかったが、名古屋の実家に帰省した時に、お風呂から上がって、上半身、裸になっていたら、お母さんに、「どうしたの、それ?明日、国立名古屋医療センターに行く」と言われて、お盆休みで、両親が仕事が休みであったので、「明日、国立、行くよ!」と気合いが入っていた。「明日7時に起こすからね!」物凄い勢いなので、逆らう事も出来ず、国立名古屋医療センターの様子を見る事にして、眠りに就いた。翌日、アラームを掛けていなかったので、寝過ごして、午前9時頃に起きて、リビングに行く。すると、「国立は辞め。浦河で日赤に掛かりな」大人しく従う事にした。「お父さんが、それで良いって」だから、ただの発疹だっていうの。ただ、心配してくれているっていうのは、ありがたい事である。「浦河日赤は皮膚科がないんです。静内まで行かないとありません」「じゃあ、北海道に帰ったら、すぐに行きなさい」38歳の「大人の子供」の、ちょっとした事を、心配してくれる。しずない皮フ科クリニックで受付に問診票を提出する。一緒に来た2人が呼ばれた。星野さんは男性のメンバーさんに付き添って行った。ふと、浮かんだ疑念があった。男性のメンバーさんと女性のメンバーさんは、本当に皮膚科に来て、診てもらう予定があったんだろうか。私が皮膚科に行くが、職員に車を出してもらうのに、一人だと経営的に良くないから、内々に言われて、付き添っただけではないだろうか。メンバーが、他の地域の病院に掛かる時は、そのメンバーが安心出来るメンバーを同行させるんだろうか。星野さんに聞いた。「皮膚科の担当の職員って、稲美さんじゃないんですか?」「今日、稲美さん、休みで、僕になりました」女性のメンバーさんが男性のメンバーさんに言った。「私は、毎月、掛かっているよ。次は、4週間後になった」皮膚科に掛かる目的である事に違いはないが、付き添いをしてくれている様な気がした。皮膚科医の西川武志先生は「静脈内注射を打ちます。軟膏と飲み薬を出します」とだけ言って、診察室を出て行った。注射を打つのは嫌であったが、あっさり終わったので、良かった。待合室で、星野さんと男性のメンバーさんと女性のメンバーさんが、並んで、座っている。その前の椅子に腰掛ける。名前が呼ばれて、会計をする。「1760円です」診察券が返却される。国民健康保険で負担割合が3割だから、こんなもんか。薬局は星野さんの計らいで、「なの花薬局 浦河店」になった。車に乗り込む。500ミリリットルのアクエリアスを、少しずつ、飲みながら、会話をしながら、車は国道を走った。男性のメンバーさんと女性のメンバーさんは「趣味は何ですか?」「ウオーキングです」と、一言交わしただけで、後は終始無言。私は星野さんと会話をした。後で後悔した事だが、「なの花薬局 浦河店」なら、指定自立支援医療機関になっているから、安く済むが、自己負担上限額管理表を渡すのを忘れてしまっていて、一カ月の上限額を超えていたので損をした。

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